IoTセンサー技術「Degu」対応のゲートウェイを新発売~開発レス・簡単な設定だけでクラウド連携


アットマークテクノ

2019年3月15日

株式会社アットマークテクノ

メッシュネットワーク対応のIoTシステムをDIY感覚で実現

IoTセンサー技術「Degu」対応のゲートウェイを新発売
開発レス・簡単な設定だけでクラウド連携できる

株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:實吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)は、メッシュネットワーク対応のIoTシステムをDIY感覚で設計できる、オープンソースのセンサー技術「Degu(デグー)」プロジェクトの発足に伴い、Degu仕様に対応した専用IoTゲートウェイ「Deguゲートウェイ」を発売します。

Deguは、メッシュネットワーク対応のIoTデバイス「Deguセンサー」の設計に必要な技術情報をオープンソースで提供するプロジェクトです。2019 年4月10日に発売されるスターターキットとオープンソース公開されたサンプルコードを使って、目的のセンサー機能を持つDeguセンサーをDIY感覚で簡単に実現し、評価することができます[*1]。Deguゲートウェイは、網目状につながったDeguセンサーからセンシングデータを受け取り、3G/LTE通信などでクラウドに転送する役目を担います。

Deguゲートウェイ

Deguゲートウェイの特長

(1) 安定通信でかつ広域をカバーするセンサーネットワークを実現

Deguゲートウェイは、IoTデバイス向けの省電力無線IP通信規格「Thread(スレッド)」でDeguセンサーと通信します。Threadは、センサーネットワーク内のノード(IoTセンサー)同士が相互に通信し、各機器が網目のようにつながる「メッシュネットワーク」を構築することにより、距離の離れた場所でも安定した通信を実現することができます。

(2) 開発レス・設定だけでクラウド連携

Deguゲートウェイは、クラウドプラットフォームと連携できるソフトウェアをプリインストールしています。マニュアルに記載された手順に沿って設定するだけで、ネットワーク接続し、センシングデータをクラウドに連携することができます。

(3) 耐環境性試験済みの安心設計

Deguゲートウェイは、アットマークテクノが2001年に開発を始めた組み込みCPUボードブランド「Armadillo(アルマジロ)」の「Armadillo-IoTゲートウェイG3」をベースとして開発されています。

「Armadillo-IoTゲートウェイ」シリーズはフィールド用途向けを想定して設計を行っており、IoTゲートウェイの定番として、社会インフラ監視や見守りシステムなどさまざまな案件に採用いただいています。

アットマークテクノ代表取締役 實吉 智裕は、DeguプロジェクトおよびDeguゲートウェイについて、以下のように述べています。

「IoTが注目される中、センシングデータをクラウドに連携するまでの標準となる技術が確立されていないことが、特にモノづくりの経験の浅いクラウド技術者にとってIoTシステム開発における高い障壁となっています。今回、DeguプロジェクトによりIoTセンサーを誰でも簡単に実現できる環境が整い、またDeguゲートウェイを経由してごく簡単な設定だけでクラウドとも連携できる仕組みを提供できたことを大変うれしく思います。今後も、Deguに関連した技術や製品を提供することを通じて、誰でも活用しやすいIoT技術の発展に貢献すべく、尽力してまいります。」

Deguゲートウェイのラインアップ

アットマークテクノは、第一弾として、AWS IoT対応のソフトウェアがプリインストールされたDeguゲートウェイを2019年4月10日より提供開始します。

Deguゲートウェイ

Deguゲートウェイ G3 開発セット
型番:AGX3142-D10Z
価格:59,500円

※Deguゲートウェイ本体、アンテナ、ACアダプタ、開発用ケーブル類が同梱された評価用セット
※AWS IoT対応ソフトウェアをプリインストール

DeguゲートウェイG3
型番:AGX3142-S10Z
価格:OPEN

※Deguゲートウェイ本体とアンテナを含む(ACアダプタは別売です)。
※AWS IoT対応のソフトウェアをプリインストール

各製品は、Armadillo販売代理店各社の窓口でご購入いただける他、コアスタッフ株式会社が運営するオンラインショップ「ITストア」でも販売します。また、DeguセンサーとDeguゲートウェイをセットにしたオールインワンパッケージも代理店各社で取扱う予定です。

なお、アットマークテクノは、2019年4月10日(水)~12日(金)まで東京ビッグサイト西展示ホールで開催される「Japan IT Week春」内の「IoT/M2M展」アットマークテクノブース(ブース番号:16-2)にて、DeguセンサーとDeguゲートウェイを使ったデモを展示します。

IoT/M2M展(Japan IT Week春)の詳細情報

オープンソースプロジェクト「Degu」について

Deguは、メッシュネットワーク対応のIoTセンサーの設計に必要となる回路図や部品表の他、OSをはじめとした基本ソフトウェアやドキュメントなどの開発情報をGitHub上で公開するオープンソースプロジェクトです。Deguセンサーでは、200種類以上のセンサーやアクチュエータを展開するGroveモジュール(Seeed株式会社が推進)の中から目的に合ったものを選択して試すことができます。また、Deguセンサー上で前処理済みのデータをAWSにアップロードすることで、AWS上の機械学習や深層学習(ディープラーニング)などさまざまなサービスでセンシングデータをすぐに活用でき、IoTシステム全体の効率的な運用が期待できます。

アットマークテクノについて

株式会社アットマークテクノは、組み込み機器向けの省電力CPUボードとその関連技術を自社独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」として展開しています。「Armadillo」は2001年に初代機を開発して以来、データロガーや通信機器、産業機器の操作盤やインフォメーション端末など、さまざまな組み込み機器のプラットフォームとしてご採用いただいてきました。2014年には「Armadillo-IoTゲートウェイ」シリーズの開発にも着手し、IoT時代にもマッチする製品の展開を進めています。

本件に関するお問い合わせ

報道関係のお問い合わせ

株式会社アットマークテクノ 企画室
 TEL: 011-207-6550 E-mail: info@atmark-techno.com

Deguゲートウェイ購入に関するお問い合わせ

株式会社アットマークテクノ 東京営業所
 お問い合わせフォーム:https://www.atmark-techno.com/contact/form_sales


[*1] Deguスターターキットは、Seeed株式会社(本社:名古屋市、代表取締役社長:坪井 義浩、以下「Seeed」)が販売するもので、同社が推進するGroveモジュール(200種類超のセンサーやアクチュエータを展開)の中から目的にあったものを選択し接続することができます。

*「Armadillo」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。「Thread」はThread Group, Inc.の登録商標です。アマゾン ウェブ サービス株式会社、アマゾン ウェブ サービス、AWS、AWS IoT Coreは、米国その他の諸国における、Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。その他本リリースに記載の会社名および商品名は、各社・各団体の商標または登録商標です。TM、®マークは記載していない場合があります。