Armadillo-500 FX液晶モデルがWindows Embedded CE 6.0に対応 横河ディジタルコンピュータ社より2008年12月発売予定


2008年11月17日

株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市中央区、代表取締役:実吉 智裕)が開発した「Armadillo-500 FX液晶モデル開発セット(アルマジロ-500エフエックス液晶モデル開発セット、型番:A542701-D00Z)」をベースとした、Windows Embedded CE 6.0対応のデベロッパーズキット「WA5501FX-D00Z-60」が、横河ディジタルコンピュータ株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:石渡 誠)から発売されます。

Armadillo-500 FX」は、独自のパネルコンピュータを容易に開発することができる組み込み機器向けプラットフォームです。
横河ディジタルコンピュータ社は、アットマークテクノ社製ARMプロセッサ搭載小型CPUボード「Armadillo(アルマジロ)」シリーズをベースとしたWindows Embedded CE対応デベロッパーズキットを、2005年より提供してきた実績があります。

組み込み機器は昨今著しい処理能力の向上を遂げておりますが、同時に画面付きの機器の利用場面が大きく広がってきています。こうした画面付きの組み込み機器についても、より開発者が開発しやすく、よりユーザが使いやすい機器を開発可能なプラットフォームへの要求が高まっています。
Armadillo-500 FX液晶モデル開発セットは、液晶のサイズや解像度、ボタンの位置やデザイン、その他の外部インターフェースなどといったハードウェアを使用目的に合わせて柔軟にカスタマイズできる、多品種少量生産に最適な開発プラットフォームです。映像や音声の入出力など多機能を併せ持つFreescale社製プロセッサ「i.MX31」を搭載し、豊富なインターフェースに対応した充実のハードウェア構成を実現しています。また、インターフェースボードの回路図が添付されており、独自のカスタマイズボード開発を手軽に行えることが最大の特長です。

このたび発売される「WA5501FX-D00Z-60」は、「Armadillo-500 FX液晶モデル開発セット」に加え「専用BSP(Board Support Package)」、「Windows Embedded CE 6.0 評価版」および「ユーザサポート」が一式セットで提供されます。 Armadillo-500 FX液晶モデル開発セットの特長であるハードウェアカスタマイズの手軽さと、Windows Embedded CE 6.0の特徴である充実した開発環境・豊富な機能を組み合わせることにより、「開発者にとっての開発しやすさ」と「ユーザにとっての使いやすさ」の両立を実現します。

「WA5501FX-D00Z-60」は、2008年12月より横河ディジタルコンピュータ社より発売される予定です。
また、2008年11月にパシフィコ横浜で開催される「Embedded Technology 2008」(2008年11月19日~11月21日)では、横河ディジタルコンピュータ社ブース(ブースNo.D-32)にて「WA5501FX-D00Z-60」を、アットマークテクノ社ブース(ブースNo.F-03)にて「Armadillo-500 FX液晶モデル開発セット」を展示する予定です。

株式会社アットマークテクノについて

株式会社アットマークテクノは、1997年11月に設立されたシステムハウスで、マイコンを使用した組み込み機器のハードウェア・ソフトウェアの総合的な開発を得意としています。Linux に対応した小型CPUボードを中心に技術開発を行い、ARM搭載の小型低消費電力CPUボード「Armadillo(アルマジロ)シリーズ」、Xilinx社製FPGAを搭載した「SUZAKU(朱雀)シリーズ」など、組み込み機器のプラットフォーム製品を提供しています。 詳細はhttp://www.atmark-techno.com/をご覧ください。

「WA5501FX-D00Z-60」ご購入に関するお問合わせ先

■横河ディジタルコンピュータ株式会社 エンベデッドプロダクト事業部

本リリースに関するお問合わせ先

■株式会社アットマークテクノ 営業部



*1 操作ボタン部のシールは添付されません。
* 記載の会社名および商品名は各社・各団体の商標または登録商標です。
* 記載の製品の仕様は予告なく変更される場合があります。

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