※本プレスリリース中の消費税記載は、発表時の税率に基づいています。その他記載の価格情報・製品情報は発表時点のものであり、変更されている場合がありますのでご注意ください。

名刺サイズの超小型コンピュータ「Armadillo-200シリーズ」3機種を開発


システムハウスの株式会社アットマークテクノ(本社:札幌,代表取締役 実吉智裕)はLinux対応の超小型コンピュータ「Armadillo-200シリーズ」の3機種を開発しました。

「Armadillo-200シリーズ」は携帯電話や携帯ゲーム機などで多く採用されているARMプロセッサを搭載した組み込み機器向けの超小型コンピュータです。Linuxを標準OSとしており、WindowsCE、NetBSD、ITRONなどの組み込み機器向けOSにも対応しています。

今回開発した製品は「Armadillo-220(以下、A220)」「Armadillo-230(同A230)」「Armadillo-240(同A240)」の3機種です。「Armadilloシリーズ」の最上位機種である「Armadillo-9」とソフトウェア互換を持ちながら、機能を特化することで、Armadillo-9に比べ最大40%もの低価格化と名刺サイズという小型化を実現しました。これは多様化するネットワーク機器を低価格で製品化したいという開発市場からの要求に応えるものです。

各製品の特長ですが「A220」はUSBを搭載しており、例えば計測機器にデータを蓄積したり、そのデータをネットワークへ転送する機能を追加するといった利用方法が見込まれます。 「A230」は2つのLANポートを搭載しており、異常パケットの監視やVPNルータといったネットワークセキュリティ機器としての利用が見込まれます。 「A240」はUSBに加えてビデオ出力を持っており、ビデオ出力機能を活用したATMやPOSのような情報表示端末での利用が見込まれます。

これらの製品は4月19日より開催されるTECHNO FRONTIER 2006 第15回ボード・コンピュータ展(会場:幕張メッセ主催:社団法人日本能率協会)の同社ブース(7107)にて展示されます。

製品名 Armadillo-220
ケースモデル
Armadillo-230
ケースモデル
Armadillo-240
ケースモデル
型番 A2200-C00 A2300-C00 A2400-C00
主要インターフェース LAN,USB,シリアル LAN×2,シリアル LAN,VGA,USB
サンプル価格(予定)※ ¥22,500 ¥25,000 ¥25,000
出荷開始予定時期 2006年5月下旬 2006年6月下旬 2006年5月下旬

※価格は税込みです

写真(基板)

a220-board-up.jpg a230-board-up.jpg a240-board-up.jpg
Armadillo-220 Armadillo-230 Armadillo-240

写真(ケースに入ったところ)

a220-case-200.jpg

株式会社アットマークテクノについて

株式会社アットマークテクノは、 1997年11月に設立されたシステムハウスでマイコンを使用した組み込み機器のハードウェア/ソフトウェアの総合した開発を得意としています。Linux に対応した小型CPUボードを中心に、情報家電向けに特化した技術開発を行っています。同社についての詳細な情報はhttp://www.atmark-techno.com/ をご覧ください。

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