IoTセンサー技術「Degu」がMicrosoft Azureに対応 ~ COMPUTEX TAIPEIおよびMicrosoft de:code2019でデモ展示


アットマークテクノ

2019年5月24日

株式会社アットマークテクノ

センシングデータをAzure IoT Hubにそのままアップロード
IoTセンサー技術「Degu」がMicrosoft Azureに対応
COMPUTEX TAIPEIおよびMicrosoft de:code2019でデモ展示

株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役:實吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)は、オープンソースのIoTセンサー技術「Degu(デグー)」の専用ゲートウェイ「DeguゲートウェイG3」をMicrosoft Azureに対応させることに決定、2019年夏より提供を開始します。
提供開始に先立ち、台北で開催される「COMPUTEX TAIPEI」のMicrosoftブース、および2019年5月末に東京で開催される「Microsoft de:code 2019」において、DeguとMicrosoft Azureを連携させたデモを行います。

Deguは、用途に応じてセンサーやアクチュエータの機能を自由に実装し、DIY感覚でIoTセンサーを実現する技術です。Deguの仕様で実現するセンサー(Deguセンサー)は、データ取得の間隔や閾値の設定などの前処理をPython系言語[*1]で記述・設定し、処理後のセンシングデータをJSON形式で生成します。
Deguゲートウェイは、Microsoft AzureなどのIoTプラットフォームにセンサー端末などを連携させるために必須となるプロビジョニング[*2]や端末認証の手続きをスムーズに実施し、Deguセンサーが収集したセンシングデータをクラウドのデータハブにアップロードするまでを中継する役目を担います。

アットマークテクノは、アットマークテクノユーザーズサイト(https://users.atmark-techno.com)で無償公開しているDeguゲートウェイG3専用ソフトウェア(バイナリデータ)について、Microsoft Azure対応のものを2019年夏にリリースする予定です。現行版のDeguゲートウェイG3も、新たに公開されるソフトウェアをインストールすることで、Microsoft Azure対応のIoTゲートウェイとして利用することが可能です。

DeguゲートウェイG3がMicrosoft Azureに対応することに伴い、お客様にとってより便利なIoTプラットフォームの使い方を提案できるようになります。アットマークテクノは、Microsoft社が先日発表した、Azure IoTのソリューションを迅速に活用開始することができる「IoT Plug and Play」の実装も今後進めていく予定で、Deguゲートウェイをベースとして各方面に拡大していくIoTシナリオのサポートに尽力していきます。

なお、このたびの発表にあたり、日本マイクロソフト株式会社様は以下のとおりコメントしています。

日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 IoTデバイス本部長 菖蒲谷 雄 様:

「日本マイクロソフトは、アットマークテクノ様の『DeguゲートウェイG3』が、Microsoft Azureに対応されることを心より歓迎いたします。IoTセンサー『Degu』とAzureが、ゲートウェイを通じて一層スムーズに接続されることで、Azure IoTを利用した様々なシナリオがより活用しやすくなることを期待しています。」

COMPUTEX TaipeiおよびMicrosoft de:code 2019 の展示予定

COMPUTEX TAIPEI(2019年5月28日~6月1日、台北開催)

アジア最大級のIT展示会「COMPUTEX TAIPEI」のMicrosoft TaipeiブースにDeguのデモを展示します。工事現場で使われるカラーコーンに加速度センサー機能搭載のDeguセンサーを取り付け、転倒を検知するとパトランプが点灯します。カラーコーンの状況は随時クラウドに転送され、Microsoft Azure Times Series Insightsで可視化します。

Microsoft de:code 2019(2019年5月29日~30日、東京開催)

Microsoft主催のイベント「Microsoft de:code 2019」において、Deguセンサーによる室温モニタリングデモを行います(日本マイクロソフト株式会社およびIoTコミュニティ「IoT ALGYAN(あるじゃん)」と共同で実施)。セミナー会場に設置されたDeguセンサーが各会場の室温を計測し、結果データをDeguゲートウェイ経由でMicosort Azure上のデータハブサービス「IoT Hub」にアップロードします。室温データの閾値設定はMicrosoft Azure上で行い、閾値を超過すると管理責任者へアラート通知します。

オープンソースプロジェクトDeguについて

Deguは、エッジ端末の開発経験のないクラウドエンジニアでも簡単に作れるIoTセンサーの実現を目指して始動したオープンソースプロジェクトです。200種類以上のセンサーやアクチュエータを展開する「Groveモジュール」(Seeed株式会社が推進)の中から目的に合ったモジュールを選択し、通信機能を持つベースユニットに接続することで、メッシュネットワーク対応の端末「Deguセンサー」をDIY感覚で試作することができます。センサーの設計に必要となる回路図の他、OSをはじめとした基本ソフトウェアなどはGitHub上でオープンソース公開しており、それらを利用してオリジナルセンサーを開発することも可能です。
また、Deguセンサーは簡易エッジコンピューティング機能を備え、センシングデータをDeguセンサー上で加工処理してJSON形式で送れることが特長の1つです。加工済みのデータはMicrosoft AzureをはじめとするIoTプラットフォームの機械学習や深層学習(ディープラーニング)などさまざまなサービスですぐに活用でき、IoTシステム全体の運用を効率化することも期待できます。

「Degu」の詳細情報 https://open-degu.com

アットマークテクノについて

株式会社アットマークテクノは、組み込み機器向けの省電力CPUボードとその関連技術を自社独自ブランド「Armadillo(アルマジロ)」として展開しています。「Armadillo」は2001年に初代機を開発して以来、データロガーや通信機器、産業機器の操作盤やインフォメーション端末など、さまざまな組み込み機器のプラットフォームとしてご採用いただいてきました。2014年には「Armadillo-IoTゲートウェイ」シリーズの開発にも着手し、IoT時代にもマッチする製品の展開を進めています。

本件に関するお問い合わせ

報道関係のお問い合わせ

株式会社アットマークテクノ 企画室
 TEL: 011-207-6550 E-mail: info@atmark-techno.com

Deguゲートウェイ購入に関するお問い合わせ

株式会社アットマークテクノ 東京営業所
 お問い合わせフォーム:https://www.atmark-techno.com/contact/form_sales


[*1] Python3系のMicroPythonで設定することができます。
[*2] IoT端末がIoTプラットフォーム(AWSやMicosoft Azureのようなクラウドプラットフォーム)と通信するために必要なリソースを設定し、利用や運用が可能な状態にすること。

*「Armadillo」は株式会社アットマークテクノの登録商標です。Micosoft、Azureまたはその他のマイクロソフト製品の名称および製品名は、米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標または登録商標です。hreadはThread Group, Inc.の登録商標です。その他本リリースに記載の会社名および商品名は、各社・各団体の商標または登録商標です。本文中のTM、®マークは省略しています。