産業用・小型無線LANモジュール「Armadillo-WLAN」が Windows Embedded Compact 7に対応


アットマークテクノ 株式会社サムシングプレシャス

2011年4月20日
株式会社アットマークテクノ
コードギア株式会社
株式会社サムシングプレシャス

組み込みプラットフォーム開発の株式会社アットマークテクノ(本社:札幌市、代表取締役社長:実吉 智裕、以下「アットマークテクノ」)、コードギア株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長:江島 午郎、以下「コードギア」)、株式会社サムシングプレシャス(本社:札幌市、代表取締役社長:古賀 信哉、以下「サムシングプレシャス」)は、小型無線LANモジュール「Armadillo-WLAN(アルマジロ・ダブリュラン)」に対応した、Windows Embedded Compact 7用無線LANドライバの提供を開始します。

Windows Embedded Compact 7は、マイクロソフトの最新組み込みOS「Windows Embedded」の最新版です。Windows Embeddedは、組み込み業界に限らず広く使用されている開発ツール「Microsoft Visual Studio」を開発環境として利用できること、比較的手軽にGUI開発できることが特長で、業務用ハンディ端末やFAコントローラなどの組み込み機器に幅広く採用されています。

Armadillo-WLAN」は、「BW9490(ローム株式会社製)」搭載・IEEE802.11b/g対応の組み込み産業機器向け小型無線LANモジュールです。ARM9搭載の省電力CPUボード「Armadillo-440」(アットマークテクノ製)と組み合わせ、無線LAN対応の組み込み機器のプラットフォームとして利用できます。ともに1台から購入可能で、多品種少量生産の産業用組み込み機器にも最適です。

Armadillo-440は、サムシングプレシャスが提供する専用BSP(*1)「Lilas(リラ)」によって、Windows Embedded Compact 7を動作させることが可能です。また、コードギアが開発した無線LANドライバを利用することで、Windows Embedded Compact 7を搭載した無線LAN対応機器を実現できます。

2011年5月10日より、コードギア開発の無線LANドライバおよびサムシングプレシャス開発のBSP「Lilas」の評価版が無償公開(*2)される予定です。いずれも、Windows Embedded Compact 7の他、Windows Embedded CE 6.0にも対応しています。また、Windows Embedded Compact 7および開発環境Visual StudioRは、マイクロソフトのWebサイトから期間限定版を無償ダウンロードすることが可能です。ユーザーは、Windows Embedded Compact 7での評価・試作に必要なソフトウェアを全て無償で入手し、無線LAN対応組み込み機器の開発を手軽に体験することができます。量産時の無線LANドライバやBSPの追加機能提供やサポート、量産ライセンスなどの要望については、コードギアとサムシングプレシャスが有償サービスとして対応します。

アットマークテクノでは、無線LANのWindows Embedded対応を記念して、2011年5月10日~5月31日の期間限定キャンペーンを実施します。先着30名様に限り、「Armadillo-440液晶モデル開発セット」にArmadillo-WLAN搭載のオプションモジュールが無料で付属した特別キットを東京エレクトロンデバイス株式会社から販売します。

Armadillo-440液晶モデルでWindows Embedded Compact 7を動作させる

イメージ:Armadillo-440液晶モデル(WLANモジュール搭載)でWindows Embedded Compact 7を起動



Armadillo-WLAN対応・Microsoft Windows Embedded用無線LANドライバの提供

評価版OSイメージ(バイナリファイル)および評価版ドライバのダウンロード

http://armadillo.atmark-techno.com/windows-embedded(Armadillo開発者サイト)
※無償、2011年5月10日掲載予定

  • 評価版については、以下の機能制限があります。
    • 無線LANドライバ:暗号機能(WPA)についての制限
    • BSP:対応インターフェースの制限(UART、GPIO、オーディオ、CANなどは有償サービスでの提供となります)

「Armadillo(アルマジロ)」シリーズについて

Armadilloシリーズは、アットマークテクノが開発した、小型・省電力・低価格の「組み込みプラットフォーム」です。ARMプロセッサを搭載した CPUボード上に、オープンソースソフトウェアのLinuxが標準OSとしてプリインストールされ、アプリケーション部分を開発するだけで、さまざまな組み込みシステムを実現できるのが大きな特長です。2001年に初代機を発表して以来、10モデル以上の製品をラインアップし、中小規模の量産機器向けに多数採用されてきました。詳細は、製品Webページ http://armadillo.atmark-techno.com/products をご参照ください。

アットマークテクノについて

株式会社アットマークテクノは、1997年11月に設立されたシステムハウスです。Linux対応、省電力設計の組み込み機器向け小型ボードコンピュータの開発・製造・販売を行っています。自社ブランド製品として、ARM搭載・省電力設計のCPUボード「Armadillo(アルマジロ)」、 Xilinx社製FPGAを搭載したモジュール「SUZAKU(朱雀)」を提供しています。詳細は http://www.atmark-techno.com/ をご覧ください。

コードギアについて

コードギア株式会社は2002年に設立されたISVです。ビースクウエア(米Nasdaq:BSQR)出身のエンジニアを中心として、Small Windows (CE、Mobile、Compact7...)の設計コンサルティング、ソフトウェア開発、並びにBig Windows (XP、7、Embedded Standerd...)のDDK、WDKベースのデバイスドライバ開発を行っています。現在、Embeddedシステム開発の合理化とコストパフォーマンスを追及しており、Small Windows向け動的解析ツール「QQFORCE」を横河ディジタルコンピュータ株式会社と共同開発、販売中です。詳細情報は http://www.codegear.co.jp/ をご覧ください。

サムシングプレシャスについて

株式会社サムシングプレシャスは、2003年11月に設立されたシステムハウスです。Armadilloシリーズ向けBSP「Lilas(リラ)」(http://www.stprec.co.jp/products/)を始め、ARMコア向けのWindows Embeddedの移植も手がけています。組込み機器向けのミドルウェア層の開発を得意とし、デジタル放送受信機など、ネットワーク対応のデジタル情報家電を主とする組込み機器分野において、ミドルウェア層からアプリケーションまでの一貫した開発サービスを提供しています。詳細情報は http://www.stprec.co.jp/ をご覧ください。

本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社アットマークテクノ
コードギア株式会社
(※無線LANドライバについてのお問い合わせを承ります)
株式会社サムシングプレシャス
(※Armadillo-440対応BSP「Lilas」のお問い合わせを承ります)

(*1) Armadillo-440対応BSP「Lilas(リラ)」は、評価版(Basic Version、対応インターフェースに制限あり)が無償提供されています。
(*2) 「Armadillo開発者サイト」(http://armadillo.atmark-techno.com/)からダウンロード可能です。

*「Armadillo」「SUZAKU」は、株式会社アットマークテクノの商標または登録商標です。
*「Windows」「Microsoft」「Visual Studio」は米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における商標または登録商標です。
*その他このプレスリリースに記載されている会社名および製品名は、各社・各団体の登録商標または商標です。TMおよび®マークは記載していない場合があります。


※関連する資料