※本プレスリリース中の消費税記載は、発表時の税率に基づいています。その他記載の価格情報・製品情報は発表時点のものであり、変更されている場合がありますのでご注意ください。

最新FPGAを搭載したLinux対応小型ボードと拡張用I/Oボードを開発


システムハウスの株式会社アットマークテクノ(本社:札幌,代表取締役 実吉智裕)は最新のFPGAを搭載したLinux対応の小型ボード「SUZAKUシリーズ」の上位機種と拡張用I/Oボード「SUZAKU-I/Oボード」を開発いたしました。

「SUZAKUシリーズ」はFPGA(*1)をベースとした小型ボードコンピュータです。FPGA内にCPU(中央処理装置)を持ち、そのCPU上で動くOSとして Linux(*2)を採用しています。FPGAを中核とした組み込み機器のプラットフォームであるため、FPGA内部の空き領域を利用して柔軟に機能を拡張することができます。Linuxには、強力なネットワーク機能と、実績のある豊富なソフトウェア資産があります。これらを利用することにより、ネットワーク対応の機器を迅速かつ容易に開発することが可能となります。納期が短く、多品種少量生産のアプリケーションや長期供給を要するような、小型・低価格のボードコンピュータとして最適です。

今回開発いたしました「SZ130-U00」は米Xilinx(ザイリンクス)社の最新FPGA「Spartan-3E」を採用することにより、従来製品よりもFPGAに搭載可能な回路規模を拡大させたほか、メモリ容量の増加やアクセス速度の向上を図っています。

また、ネットワークに対応した組み込み機器の開発をより加速するために、「SUZAKUシリーズ」の専用拡張ボードとして4種類の「SUZAKU I/Oボード」を開発いたしました。

  • 「LED/SWボード」:複数のLEDとスイッチを搭載、FPGA学習の入門向けとして最適
  • 「A/Dボード」:最大16個のADコンバータを搭載、計測機器向けとして最適
  • 「USBボード」:USB 2.0(Hi-Speed対応)ホスト機能を搭載、様々な周辺機器の接続が可能
  • 「AVボード」:映像・音声入出力機能を搭載、デジタル信号処理が可能

「SUZAKU-I/Oボード」には、ボードの回路図やFPGAに搭載するための回路、これらを制御するためのLinuxデバイスドライバとサンプルソフトウェアなどを添付しています。ハードウェアからソフトウェアまで一通りの基本要素が提供されますので、組み込みシステム開発の負担が大幅に削減されます。

なお、これらの新製品は5月10~11日に開催される「Embedded Technology WEST 2006(組込み総合技術展 関西)(会場:マイドームおおさか、主催:社団法人日本システムハウス協会)」のXilinxブース(ブース番号:3-004)にて展示されます。

*1 FPGA(Field Programmable Gate Array) : 書き換え可能なLSI(半導体デバイス)です。
*2 Linux : オープンソースで開発されているOS(オペレーティングシステム)です。

SUZAKUシリーズ仕様比較
従来製品 新製品
製品型番 SZ010-U00 SZ030-U00 SZ130-U00
FPGA シリーズ Spartan-3 Spartan-3E
型番 XC3S400-FT256 XC3S1000-FT256 XC3S1200E-FG320
セル数 8,064 17,280 19,512
ブロックRAM 288Kbit 432Kbit 504Kbit
CPUコア Xilinx MicroBlaze
メモリ SDRAM 16MB 16MB ×2
FLASH 4MB 8MB 8MB(SPI)
LAN 100BASE-TX/10BASE-T
拡張I/Oピン 86本
ボードサイズ 72×47〔mm〕
標準OS uClinux 2.6
サンプル価格 ¥26,250 ¥31,500 ¥31,500

※サンプル価格は税込みです。SZ130-U00は予定価格で、2006年6月に発売予定です。

SUZAKU-S写真 「SZ130-U00」
SUZAKU-I/Oボード仕様概要
LED/SWボード A/Dボード USBボード AVボード
機能概要 各種LED
ボタンスイッチ
シリアル他
12bit 8ch A/D150Ksps USB2.0Host ビデオ入出力
オーディオ入出力
基板サイズ 72×104〔mm〕 72×47〔mm〕 72×47〔mm〕 72×47〔mm〕
サンプル価格 ¥6,300 ¥18,900 ¥12,600 ¥25,200
発売時期 2006年6月 2006年6月 2006年7月 2006年8月

※サンプル価格は税込みです。価格および発売時期は変更になる場合があります。
※A/Dボードは16bit 16ch 150Ksps仕様での受注生産が可能です。

SUZAKU-I/Oボード 写真 「SZ130-U00」+「LED/SWボード」組み合わせ
株式会社アットマークテクノについて

株式会社アットマークテクノは、 1997年11月に設立されたシステムハウスでマイコンを使用した組み込み機器のハードウェア/ソフトウェアの総合した開発を得意とし、Linux に対応した小型CPUボードを中心に、情報家電向けに特化した技術開発をおこなっています。同社についての詳細な情報はhttp://www.atmark-techno.com/ をご覧ください。

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